区民の皆様からの情報提供、お待ちしております。
墨田区はかつての名誉昇給を廃止することを決めたが、その代わりに平成16年度末に退職する職員88人のうち34人に対し本来は成績が優秀な職員を対象にする「特別昇給」を実施した。
これにより退職までの3ヶ月間の基本給が1人平均2500円アップするほか、退職金も平均22万円、総額約770万円引き上げられるいわゆる「増額昇給」を行ったものである。
この資料は、大瀬康介が行政訴訟で墨田区から提出させた退職金の支払い命令書である。
ぜひ支払命令書の金額(赤丸部分)を見て欲しい。
なんと約4300万円もの退職金が役人に支払われている。
しかし墨田区の役人はこんなに退職金を貰ってもまだ足りないらしい。
なんと退職間際になると「特別昇給」を行い退職金の算定の基となる基本給を昇給してしまい、
↑平成15年度の退職金だけで約22億円が区民の税金から支払われています。
行政のチェックが甘い為に役人だけ優遇され、一方ではただでさえ少ない区民の福祉手当などがカットされています。
皆さん、こんな実態をどう思いますか?
大瀬康介が住民鑑査請求及び東京地裁へ提訴した結果、墨田区長山崎昇(山崎のぼる)が退職金約2千万円を辞退するという内容で区民に返還させる事に成功しました。
裁判の結果では「今回だけの措置」として認める判断をしていますが、行政側に有利で非常に難しい行政訴訟でここまで追い詰める事に成功しました。
また、実質的に今回の区民の損害額の2倍以上を返還させておりますので、これは大きな勝利と言えます。